夢の記録

水を飲み過ぎた さかなのような

拘束とか苦痛とか

頭の自由を奪われるのが嫌いかもしれない。


意識を落とすのは比較的得意なほうなので、だいたい全ての嫌なことは眠っていれば過ぎ去る。目を閉じて、耳を塞いで、楽しい夢のことを考える。痛みなら嬉しい痛みを、見たくないものには美しい情景を。大体その二つをコントロールすれば、この世に怖いものなんてない。


惑星ザムザのソラリスの展示が結構怖かった。あまり意味のなさそうな頭の拘束をされた状態でヴィデオを鑑賞させられる数分。すごく長く感じたし、必要以上の疲弊を感じた。

以前も、他人から与えられた頭への刺激に、それだけ物凄く尊厳を傷つけられたことがある。わたしの頭皮の感覚ってどこにあるんだろう。触られることがうれしいパーソナルな人間たちにさえ、拒絶の聖域なのか。そんなに大層なものか?


わたしは結構人嫌いだから、苦手な人だと半径3mくらいのフィールドが全部もやもやした恐怖のクッションになって、普通に逃げ出してしまうけど、そうじゃない人でもダメになりやすいのが頭だな、と改めて思った。


でもMRIはスヤスヤ眠れるし、歯医者のレントゲンとておもしろの方が勝つ。これは非日常のワクワクとやっぱりデカい音が鳴ってるからだろうか。うーん。線引きが難しい。