夢の記録

水を飲み過ぎた さかなのような

2020.04.11

 

 

石で閉ざされた、迷宮みたいなところにいる。7〜8人。僕らはずっと、謎解きをしながらここを進んでいる。

途中でメンバーが祠を勝手に弄ったり、怪しい薬を飲まされたりした。ずっと景色はバーントアンバーで、この土気色の空間から早く出るべきだと本能が訴えている。

 

経緯は忘れたけど、最後の関門的なところで奥に石造りの階段が現れた。

仲間内がスタスタと上っていく。わたしも続かなくては。

 

階段を上った先は空港みたいだった。

入管並みのすごい行列。ゲートでokを貰えば出してもらえる。結構事務的。恣意的な行為だというのにあたかもマニュアルを作って行なっているあたり、ナチスを感じた。旅行客、家族づれ…色々な顔が見える。空港みたいな景色なだけで、ぼくはこれがこの空間からの脱出者を選別しているだけの、極めて支配的な行為だと気付いている。

 

みんな気付いている。逆らえないだけ。

 

センサーに引っかかることもなく出ていいよとのお達しをもらった

 

僕らといえば、3人脱落。

砂塚あきらみたいな可愛いマスクの女の子が、異様に気に入られて結局出してもらえない。もう一人好青年の相沢くんもここでさよならだ。さよなら相沢くんあきらちゃん…最後の一人はさっき祠で暴力ふるったからまあ仕方ないよな。

 

可哀想と思いながら入り口を出る。そこは歩道橋の二階部分だった。こちらは3人。母親がどうしてもこちらの塔に行きたいと言うので、気にせず別れる。「品川」とかそんな感じの名前の駅だった。でも見た目は恵比寿に似てた。